他者を頼らず独り立ち
【独断専行】に勝算あり 中国の現場を知らない本社がいうことを聞いていても…

「独断専行」とは、単独で決めて実行することで、日本語でも同様の意味。中国で成功を勝ち取るには、日本側のやり方はそこそこにして、現地会社責任者が責任をもって自分の考え方で采配を振ること…

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【暢所欲言】 イラつく言葉の壁 だが乗り越えないことには成功はない

「股肱心膂」とは、足のもも、手の肘。心臓、背骨のこと。すなわち、頼みとする部下、腹心の意。中国初心者にとっては、通訳の存在がある意味でそれにあたる。だが…

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【遠交近攻】 これぞ中国で成功を目指す総経理の必須の策略

「遠交近攻」とは、遠い国と親しくして、近くの国を攻め取るという、兵法三十六計にある策略のひとつ。現地会社を運営する立場として、眼前のマーケットの拡大という命題と、コンプライアンスを厳守せよという本社の間で悩むことに。

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【算多きは勝ち、算少なきは勝たず】 国慶節休暇が明けたら焦る総経理

「算多きは勝ち、算少なきは勝たず」とは孫子の言葉。大事なことは、競争に勝つための企てを持つこと。国慶節ゴールデンウイークで、身体を休めるのはいいが、頭の中では、会社業績を如何に向上させるか、企てを考える。それが、リーダーと一般社員の違い。

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【一葉蔽目】 ちぐはぐな施策では中国現場の役には立たないどころか邪魔…

「一葉目を蔽えば泰山を見ず」とは、目の前の一部の現象に惑わされて物事の本質を見ないことの例え。そのような状態で発する施策は時として、現場には合致しないちぐはぐなものになってしまう。

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【鞭は長くとも及ぶこと莫れ】 中国ではアドバンテージを持つが故の危うさも

「鞭は長くとも及ぶこと莫れ」とは、長い鞭なのだが、いつも馬の腹には届かない、との意。つまるところは、力量不足であること。そこを補うのが総経理(社長)としてのナレッジマネジメントと、謙虚な心であろう。

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【背水一戦】の覚悟は有るか 現地社員教育も本社頼みから脱却

「背水一戦」とは、一歩も後には退けない状況に身を置いて、必死の覚悟で当たること。
日本本社が無関心であるならば、現地会社の運営に当たる総経理(社長)として、自らの責任と覚悟をもって事に当たることが求められる。

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施策を巡らし【冥思苦索】 知恵を絞る総経理 その結果が思わぬ行動に…

「冥思苦索」は、思案を巡らし、知恵を絞ること。どのようなことであれ、目的を達成するのは容易ではありません。だからこそ、周囲の理解・協力を得て、諸問題に対応し、妥当な「解」を見出すために、必死に考えなければなりません。

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【彼を知り己を知れば百戦殆うからず】かみ合わない本社と現地 何とする?

「知彼知己者、百战不殆」は、敵と味方の実情を熟知していれば、決して戦いに負けることはないという孫子の言葉。現地を知らないまま、日本標準の管理を押し付けることは、中国事業の発展を阻害することになります。発展しないということは現地の事業を潰すことと同義。

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【満身是胆】三国志・趙雲のように胆の据わった総経理に

「満身是胆」とは、度胸が大きく何も恐れるものは無いことを形容した言葉。中国現地会社で采配を振るう総経理(社長)としては、どんな大事件に遭遇しようとも、決して動じない、胆の据わった態度で対応したいものです。

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