【四時の序、功を成す者は去る】 やり方次第では自縄自縛に陥り勝ち抜けない新着!!
「四時の序、功を成す者は去る」とは、役目を終えた「春」は、その座を「夏」に譲るように、成功し役割を終えたら、表舞台から身を引くべきだ、との意。しかし、会社組織に在っては、「成功者」を、暫くは内部に留保した方が良いこともあると思うのだが…
【君の明らかなる所以の者は、兼聴すればなり】聞く耳を持つ でも鵜呑みは禁物新着!!
「君の明らかなる所以の者は、兼聴すればなり」とは、明君の明君たるゆえんは広く臣下の進言に耳を傾けることである、との意。権力を持つ立場であっても、聞く耳は持っていたいものです。
【大功を成す者は衆に謀らず】 責任をもって決断する勇気は有るか
「大功を成す者は衆に謀らず」とは、部下の意見など聞くべきを聞いたのなら、自ら決断する。大きな成功を収める人は群衆からのアドバイスを求めない、との言葉。
【己を推して人に及ぼす】 あんな上司は願い下げと言われるようでは…
「己を推して人に及ぼす(推己及人)」とは、他人の立場に立って自分のことのように考える、との意。これが、管理者として成功する第一歩ではなかろうか。
【小人は険を行いて以て幸を徼む】 これではアウエーでの成功は無理
「君子は易に居て以て命を俟ち、小人は険を行いて以て幸を徼む」とは、君子は無理のない所にとどまり、天命を待つ。小人は険しい行為によってあてにならない幸福を求める、との中庸にある言葉。
【驚嘆已まず】 驚いてばかりでは成功しない 目の前のことに負けないで
「驚嘆已まず」とは、只々驚き感心すること、です。環境も習慣も日本とは異なる中国では、そのようなことが少なくありません。しかし、驚き感心しているだけでは、中国現地で成功を収めることは覚束ない…
【跛鼈も千里】 ぬるま湯からの脱却 競争意識を根付かせたいのだが
「跛鼈も千里」とは、足の悪いすっぽんでも、歩き続ければ千里の距離を移動することもできるとの意。コツコツ努力を続けることが成功への大道であるが…
【患いは忽せにする所より生ず】 魔は天界に住むというではないか
「患いは忽せにする所より生じ、禍は細微より起こる」とは、戒めの言葉。例えば、人は、むつかしい仕事に取り組んでいる時は、緊張感で張りつめていますが、仕事が順調に運んでいるときには、気のゆるみが生じるものです。そこが成否の別れ道。
【滄桑之変】の中国にあって 先知者は如何にすべきか
「滄桑之変」とは、大海原が桑畑の変わるほどの大きな変化のことで、世の中の変化がとても大きいこと。そういう環境にいれば一瞬の気の緩みや人任せが成功への道を塞ぐことになる。
【一朝一夕】にはいかないからこそ 【艱苦奮闘】の姿をありのままで
「一朝一夕」とは、周易にある言葉で、ひと朝、ひと晩、わずかな時日のこと。良いことも悪いことも、ある日突然起こるのではないとの意。