中国ライフ・街ブラに潜むヒント
【巧詐は拙誠に如かず】 偽タクシーにびっくり くそ真面目も困るが

「巧詐は拙誠に如かず」とは韓非子にある言葉。巧みに表面を取り繕うようなやり方(巧詐)は、拙くても誠実なやり方(拙誠)には及ばない、と。その線引きは簡単ではありませんが、部下を持つリーダーとしては、拙くても誠実なやり方をベースとしたいものです。

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簡単ではないから面白い
【水の下きに就くがごとし】 奇を衒うことなく 坐りの良い序を

「水の下きに就くがごとし」とは、孟子の言葉で、水は低い方に流れるとの意。会社組織で、「序」を軽視すると、結果としては業績を拡大することは非常に困難になりかねません。実力と年齢など「序」に従った組織作りが、中国では特に求められます。

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現地会社運営の急所
【尺短寸長】長所は短所 中国でお辞儀するのは卑屈か 堂々とした握手を

「尺短寸長」とは、人や物事には長所もあれば短所もあることを例えた言葉。日本人の美徳である「お辞儀」も、中国では過度な謙遜であり、卑屈であると目に映る。

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何事も出発点は自分にある
失敗の陰にちらつく酒女金 【楽しみは極むべからず】 甘い誘いには…

「楽不可極(楽しみは極むべからず)」は礼記の言葉。楽しみものめり込んだら必ず悲しみが生まれる。ほどほどがちょうどいい。欲望との戦いを常として、勝ったり負けたりを繰り返していますが、負けないために、強い倫理観を。

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自分を磨き高める努力
【守株待兎】では成功しない 正能量はプラス思考 楽観主義で

【守株待兎】は、一度経験したラッキーなまぐれ当たりの再来を期待して、その後、変化に対応できない愚かなことの例え。それでは、成功に至る事はあり得ない。大事なのは「正能量」である。

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成否を分ける人材活用
人治の色濃い社会 心強い【左膀右臂】と人脈が成否を分ける

「左膀右臂」とは、有能で頼みとする部下のこと。がちがちの法治の環境で仕事をしてきた日本人にとっては、制度も習慣も大きく異なる中国のやり方に馴染むにはなかなかたいへん。そこで、頼るべきは協力者の存在。

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成否を分ける人材活用
【満は損を招く】 リーダーが却ってボトルネックになってはいないか

「満は損を招き、謙は益を受く」とは、書経にある言葉で、「自惚れや慢心は損をまねき、 謙虚であると利益を受ける」との意。総経理やリーダーが、自分がいなければ会社は回らないと考えたくなるが、それは、自惚れ、慢心であることに自らが気づかねばなりません。

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現地会社運営の急所
【理直気壮】 中国には有るのか負けるが勝ち とにかく負けられない議論

理直気壮理屈が通っていて正々堂々としていること何としても相手の理解を得なければならないときの議論。絶対に負けてはならない議論を敢行する時には、論理の組み立てとともに、理屈をこねまわしてでも納得させる必要があります。勝つためにはこじつけることも時には必要なのです。

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社員と向き合う心得
【輔車相依る(ほしゃあいよる)】ギクシャク状態であっても自若を貫き思いやりを

「輔車 相依る」とは、互いに助け合い補い合う間柄であることの例え。隣国同士は、本来密接な関係で張るはずなのに、実際はそうでもありません。では、その中で、事業を発展させるにはどう考えるべきなのでしょうか。

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現地会社運営の急所
【信口開河】とは無責任に発言すること 放言は将来自らの首を絞めることに

「信口開河」とは、口から出任せにしゃべること。例えば、社員を採用するときには、安易に職掌名や担当名をつけたりすると後々面倒なことに。よくよく考えて決めないと自分がストレスを溜めこむことに事になってしまいます。

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