【心を嘔き血を瀝ぐ】とは大仰な 中国・小康時代若者の事勿れ主義への対応
「心(しん)を嘔(は)き血を瀝(そそ)ぐ」とは、心血を注いで、全力で物事に取り組むことを表すことわざ。大きめの目標を掲げ、それに向かって努力、挑戦する中で、いつかは達成できる時が来る。
【勃然変色】とばかりに叱責するのはNG 失敗から学ぶ中国叱りの術
「勃然変色」とは、突然顔色を変えて怒り出すこと。テキトーな仕事しかしない社員を目の当たりすると、業績を上げることに必死になっている者としては、怒りたくもなる。だが、ちょっと待て…
【青天の霹靂】から始まった中国勤務 15年の奮闘により大成功に
「青天の霹靂」とは、晴れた日に突然起きる雷のように、思いがけなく起きる突然の出来事を例えた言葉。人生には、時にそんなことが起きる。驚きは禁じ得ないが、敢然と立ち向かうところに勝機が…
【機は失するべからず】 スピード感が無くては大きな成功を掴むべくもない
「機は失するべからず、時は再び来たらず」とは、好機逸すべからずとの意。チャンスを目の前にして逡巡してはいられない。しかし、現実は決めきれない人が多い。求められるのはスピードであるのに心許ない限りだ。
【楽しみて以て憂いを忘る】 例え「下手の横好き」であっても楽しいアレ
「楽しみて以て憂いを忘る」とは、学問を探究することを楽しんで心配事も忘れる、との意。凡人には計り難いことです。が、週末ゴルフは「学問」に相当するのかもしれません。
【蓬も麻中に生えれば扶けずして直し】 競争原理が働かない時のひとひねり
「蓬も麻中に生えれば扶けずして直し」とは、良好な環境が人にプラスの影響を与えることの例え。会社内で社員間の競争も同じようなことが言える。
【金石の交わり】 変化する世の中にあって 市場で共に闘った朋友とは
「金石の交わり」とは、どれだけの時間がたっても変わることの無い固い友情のこと。永遠に変わることの無い友情に感動を覚えます。大切にしたい朋友達です。
【聚精会神】とのことわざ 敗者復活戦の人生 一心不乱の姿勢が身を助く
「聚精会神」とは、一心不乱の姿勢のこと。人生の途上で負けたとしても、不貞腐れたりせず、再び立ち上がり懸命の努力を怠らなければ、必ずやチャンスは訪れる。人生は一発勝負ではなく、敗者復活ができる。
【五指のこもごも弾つは捲手の一挃に若かず】 目指せ異体同心 どうせならとことん
「五指の更弾つは捲手の一挃に若かず」とは、五本の指で交互にたたくことは、拳の一撃には及ばない、とした淮南子の言葉。アウエーで競争する立場として、団結することが特に求められます。
【一成不変】と【滄海桑田】が同居 コーヒーブレークに思うこと
「一成不変」は定まって動かないこと。一方、「滄海桑田」は世の中の変化が激しいことを例えた言葉。中国の庶民の生活の中にもその両方が同居している。