【水を飲むに源を思う】 人として忘れてはならない感謝の心
「飲水思源」とは、水を飲むときにはその水がどこから来たのか考えよ、との意。物事の根本を忘れてはならないとの戒めの言葉である。
【暢所欲言】 イラつく言葉の壁 だが乗り越えないことには成功はない
「股肱心膂」とは、足のもも、手の肘。心臓、背骨のこと。すなわち、頼みとする部下、腹心の意。中国初心者にとっては、通訳の存在がある意味でそれにあたる。だが…
【安家落戸】 熱い思い出が溢れる第二の故郷 中国・大連を街歩き
「安家落戸」とは、故郷を離れ、家を構えて定住すること。日本本社の命により赴任したとはいえ、駐在期間が長くなると定住者のようなもの。そこには、様々な思いでが…
【人は須く事上に在って磨くべし】 成功の要因はここにしか無い
「人は須く事上に在って磨くべし」とは中国明代の儒学者・王陽明の言葉。観念的に考えるのではなく、実際の行動の中で知識を磨き、人格を錬成すること。中国に赴任した日本人にとって最も銘ずるべき言葉のひとつ。
何という【厚顔無恥】 電子城での衝撃の出来事や四方山の無駄話
「厚顔無恥」とは、厚かましく恥知らずであること。企業として営々と築いてきた市場での信頼を、自分の利益のために利用するといったことが身近で起きるとは、驚き以外の何もない。
【戦いは必勝にあらざれば以て戦いを言うべからず】 勝利を引き寄せるマネージ
「戦いは必勝にあらざれば以て戦いを言うべからず」とは、勝算を得てから戦いを始めるべきであるとの言葉。しかし、与えられた使命の地に立ちはだかる巨大な競争相手。さて、どうする…
【狡兎三窟】 狡くても生き残った方が勝ち チャイナリスクへの備えを
「狡兎三窟」とは、賢いうさぎは三つの巣穴を持つとの意。転じて、狡賢い者は用心深く難を逃れるのが上手い。「狡」とは耳触りが良くないが、「賢」ととらえて備えたいものです。
【心を嘔き血を瀝ぐ】とは大仰な 中国・小康時代若者の事勿れ主義への対応
「心(しん)を嘔(は)き血を瀝(そそ)ぐ」とは、心血を注いで、全力で物事に取り組むことを表すことわざ。大きめの目標を掲げ、それに向かって努力、挑戦する中で、いつかは達成できる時が来る。
【勃然変色】とばかりに叱責するのはNG 失敗から学ぶ中国叱りの術
「勃然変色」とは、突然顔色を変えて怒り出すこと。テキトーな仕事しかしない社員を目の当たりすると、業績を上げることに必死になっている者としては、怒りたくもなる。だが、ちょっと待て…
【青天の霹靂】から始まった中国勤務 15年の奮闘により大成功に
「青天の霹靂」とは、晴れた日に突然起きる雷のように、思いがけなく起きる突然の出来事を例えた言葉。人生には、時にそんなことが起きる。驚きは禁じ得ないが、敢然と立ち向かうところに勝機が…