【光陰は箭に似たり】 さらば大連 帰りなんいざ 生涯忘れまじ
「光陰は箭に似たり(光陰似箭)」とは、月日の過ぎるのは、矢が飛んで行くように速いというたとえ。光陰矢の如し。15年間の駐在員生活はあっという間に過ぎ去った。
【幸災楽禍】 過度の優越感は如何なものか 持ちたい自他共の精神
「幸災楽禍」とは、他人の災難を喜び、他人の不幸を願うということ。つまり他人の不幸は蜜の味。しかし、これでは成功は遠い。大事なことは…
【千里の行は足下に始まる】 自分にとっての偉業達成の第一歩は足元に
「千里の行は足下に始まる」とは、老子の言葉。ゼロからスタートして、一歩一歩進めていくこと。千里の道も一歩から、である。駐在員として成功を得るための第一歩は何処に…
【水を飲むに源を思う】 人として忘れてはならない感謝の心
「飲水思源」とは、水を飲むときにはその水がどこから来たのか考えよ、との意。物事の根本を忘れてはならないとの戒めの言葉である。
【暢所欲言】 イラつく言葉の壁 だが乗り越えないことには成功はない
「股肱心膂」とは、足のもも、手の肘。心臓、背骨のこと。すなわち、頼みとする部下、腹心の意。中国初心者にとっては、通訳の存在がある意味でそれにあたる。だが…
【安家落戸】 熱い思い出が溢れる第二の故郷 中国・大連を街歩き
「安家落戸」とは、故郷を離れ、家を構えて定住すること。日本本社の命により赴任したとはいえ、駐在期間が長くなると定住者のようなもの。そこには、様々な思いでが…
【人は須く事上に在って磨くべし】 成功の要因はここにしか無い
「人は須く事上に在って磨くべし」とは中国明代の儒学者・王陽明の言葉。観念的に考えるのではなく、実際の行動の中で知識を磨き、人格を錬成すること。中国に赴任した日本人にとって最も銘ずるべき言葉のひとつ。
何という【厚顔無恥】 電子城での衝撃の出来事や四方山の無駄話
「厚顔無恥」とは、厚かましく恥知らずであること。企業として営々と築いてきた市場での信頼を、自分の利益のために利用するといったことが身近で起きるとは、驚き以外の何もない。
【戦いは必勝にあらざれば以て戦いを言うべからず】 勝利を引き寄せるマネージ
「戦いは必勝にあらざれば以て戦いを言うべからず」とは、勝算を得てから戦いを始めるべきであるとの言葉。しかし、与えられた使命の地に立ちはだかる巨大な競争相手。さて、どうする…
【狡兎三窟】 狡くても生き残った方が勝ち チャイナリスクへの備えを
「狡兎三窟」とは、賢いうさぎは三つの巣穴を持つとの意。転じて、狡賢い者は用心深く難を逃れるのが上手い。「狡」とは耳触りが良くないが、「賢」ととらえて備えたいものです。