【切磋琢磨】が社員を救う 現地会社内の活力を増強し勝ちを得るために
「莫逆の交わり」の関係を壊されかねない社員間の競争。そう考える社員達への説得を続け、理解を得ることが会社として成功を勝ち取るために必要である。「切磋琢磨」こそが友情を深める。
【一盤散沙】 チームワーク体制を創り出すには龍と虫にヒント有り
「一盤散沙」とは、盆いっぱいに広がったバラバラの砂のことで、人々の心がばらばらでまとまりを欠くことを例えた言葉。もし、会社組織がそうであっては、競争にはなかなか勝てない。そこで、考えるべきことが…
【安土重遷】 それぞれの飽くなきお国自慢 アカシアの大連では
「安土重遷(あんどじゅうせん)」とは、故郷に満足し、離れがたいものだ、との意。人は誰しも、お国自慢をしたいもの。大連人も、もちろんのこと。
【上に政策あれば下に対策あり】 御し難きかなこの現実 さぁてどうする
「上に政策あれば、下に対策あり」とは、巷間ささやかれる言葉。上部の決定事項について人々が抜け道を考え出す、という意味。よく言えば時代を生き抜く庶民の逞しさを感じる。
【独断専行】に勝算あり 中国の現場を知らない本社がいうことを聞いていても…
「独断専行」とは、単独で決めて実行することで、日本語でも同様の意味。中国で成功を勝ち取るには、日本側のやり方はそこそこにして、現地会社責任者が責任をもって自分の考え方で采配を振ること…
【窮するもまた楽しみ】中国現地庶民の逞しい生き様を見て思うこと
「窮するもまた楽しみ、通ずるもまた楽しむ」とは、荘子の言葉で、有道の人は、逆境にあろうと順境にあろうと人生を楽しんだ、との意。仕事をするうえでも、その考え方で臨みたいものです。
下から見れば【耳聡目明】 これを気にして清潔が過ぎると人は寄り付かない
「耳聡目明」とは、賢くて優れた洞察力を持つことの例え。自分の上司がどんな人であるのか、3日もあれば見抜くことができるのがサラリーマンの世界。部下はそんな鋭い嗅覚を持っている。
【泰にして驕らず】の総経理 これでないと成功は望めない
「君子は泰(やすらか)にして驕らず」とは論語にある言葉。君子は泰然としながらも謙虚である。一方、凡人は傲慢であり威張り散らす。どちらにするかは自分が決める事。
【遼東の豕】とは何たることか 唯我独尊では陥りやすいこの罠
「遼東の豕(いのこ)」とは、当たり前のことを独りよがりに得意に思うこと。つまらないことを誇りに思ってうぬぼれることの例え。成功を目指す上で必要なのは謙虚な姿勢。
【比翼連理】 単身赴任者のちょっと寂しいこぼれ話
「比翼連理(ひよくれんり)」とは、「比翼の鳥」と「連理の枝」を例に、男女の仲が深く睦まじいことを表す言葉。単身赴任は大変ですね、と言われそうだが、実はその方が平和な暮らしができるかも…