現地会社運営の急所
【安きに居て危を思う】 蛇から思案する成功への道 駐在員の独り言

「居安思危」は易経にあることわざ。安穏な時にこそ危機を想定し備えをする事の大切さを教えています。もし、備えを怠っていたとしたら、例えば日中関係の突然の悪化等に遭遇した時、もろに影響を受けかねません。備えが有るか無いかが成功の分かれ道と言えます。

続きを読む
現地会社運営の急所
西遊記に【八仙過海】 個人主義でも最強チームを作ることができる…

「八仙過海」は西遊記にある言葉。同じ目的を達成するために、それぞれ腕を振るって競う、との意味です。会社組織も同じようなもので、たまたま仕事を共にする男性も女性も、中国人も日本人も、若い人も、そうでない人も、それぞれ受け持ち部門で本領を発揮し競い合うのです。

続きを読む
現地会社運営の急所
論語には【一を聞いて十を知る】とあるが 一一言わなければ通じないぞ

「聞一知十」とは、物事の一端を聞いただけで、全体を理解すること、という意味の論語にある言葉。しかし、文化も習慣も異なる中国で、現地の社員達に対してそれを求めるのは、簡単ではありません。むしろ「聞一知十」には期待せず、他の方法を講じた方がよい。

続きを読む