【聴天由命】 運を天に任せて成功するほど中国は甘くはないのに…
2022年3月6日
「聴天由命」は、運を天に任せること。大きな労力と資金を投下してスタートした中国の合弁事業。始まりのところが十分ではなかった、むしろいい加減であった。そんな、他人任せのような態度ではとても成功は期待できない。
大連と言えば清楚なアカシア 【忙里偸閑】 愛でる余裕を持ちたいもの
2022年3月5日
「忙里偸閑」とは、日本では「忙中閑あり」で、忙しい中にも暇を見つけること。実はこの余裕が仕事の成功に繋がる。如何に忙しいからと言っても、ガツガツ仕事をしている姿を見せていては、社員達は寄ってこない。時には悠々とした姿を…
如何にそっくりなものを作っても【画竜点睛】を欠いたなら…
2022年3月4日
「画竜点睛」は、最も重要なところ、肝心の部分が欠けている、との意。どんな事業でもマニュアルや製品はコピーができますが、文字や絵に現わし難い肝心なものがあるはずです。実は、そこが核心であり、軽んじていては中国で成功は危ういものになってしまいます。
中国の【良薬苦口】とのことわざ モノ申す社員の功用 イエスマンだけでは
2022年3月3日
「良薬は口に苦し」とは韓非子の言葉。意味は言うまでもない。心からの勧告や手厳しい批評などは、快くは聞くことは簡単ではない。しかし自分に足りないところや誤りを正すには良薬は非常に有利である。リーダーは「良薬」を飲み込む、度量と寛容を持たねばなりません。
【病は口より入り禍は口より出ず】 何気無いひと言が面倒のもとに
2022年3月2日
「禍は口より出ず」の原文は「病从口入，祸从口出（病は口より入り、禍は口より出ず）」。うっかり発した言葉が思いもかけない禍を招くことがある。不用意な発言はしないようにしたいもの。なかんずく、総経理（社長）という立場にある人は、自身の発言には十分注意しなければなりません。