自分を磨き高める努力
現実的でない【以心伝心】 人頼みにせず下手でも自力で直接

「以心傳心(以心伝心)」は、もとは仏教用語で、言葉や文字を使わなくても、互いの気持ちが通じ合うことの例え。現実にはそんなマジックは期待できない。上手でなくてもかまわない、自分の口で中国語で話しかける。どんなにハイレベルの通訳が話すよりも思いはよく伝わる。

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中国の【良薬苦口】とのことわざ モノ申す社員の功用 イエスマンだけでは

「良薬は口に苦し」とは韓非子の言葉。意味は言うまでもない。心からの勧告や手厳しい批評などは、快くは聞くことは簡単ではない。しかし自分に足りないところや誤りを正すには良薬は非常に有利である。リーダーは「良薬」を飲み込む、度量と寛容を持たねばなりません。

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【病は口より入り禍は口より出ず】 何気無いひと言が面倒のもとに

「禍は口より出ず」の原文は「病从口入,祸从口出(病は口より入り、禍は口より出ず)」。うっかり発した言葉が思いもかけない禍を招くことがある。不用意な発言はしないようにしたいもの。なかんずく、総経理(社長)という立場にある人は、自身の発言には十分注意しなければなりません。

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【臨時抱仏脚】では成功はできない コツコツと努力することの大切さ

「臨時抱仏脚」とは、言わば苦しい時の神頼み。普段努力をしないで,その期に及んでむやみに慌てること。それでは成功するわけがありません。日頃からコツコツと積み上げる、不断の努力こそが大切であると心得たいものです。根気強く励むことが成功をつかむ要諦。

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中国で【肝胆相照】の友人を持てば仕事が加速し人生も充実

「肝胆相照らす」とは、心底から打ち明けて親しく付き合うことを意味する、史記にある言葉です。このような友人の存在は、自身の仕事を加速、深化させる上で、大きな支えとなり、力となってもらえる。また、その付き合いは帰国後も続く、生涯の友人とも成りえます。

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【士は己を知る者の為に死す】と思われるように絶え間なく自分磨き

「士は己を知る者の為に死す」は史記にある言葉で、自分を理解してくれる人のためには命を捨てることも厭わないという、少々古めかしく大仰にも感じます。しかし、マーケットといういわば戦場で共に努力する戦友。部下社員から、そのように言われるためには…

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二百五や十三点にはご注意を 詩経にある【温温たる恭人】に

「温温たる恭人はこれ徳の基なり」とは、柔和で慎み深く人に対して恭しいことは徳の基である、との意。徳のある人は人からも信頼され、自ずと人は集って来る。もちろん、傲慢なリーダーは周りからも支持されないであろう。総経理(社長)は重々心得無ければなりません。

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【桃李もの言わず】とのことわざ 中国で失敗する人成功する人の違い

史記にある「桃李もの言わず、下自ずから蹊を成す」という言葉。多くを語らずとも徳のある人のもとには自然と人が集まる、という意です。例え、口下手であってもそんなことを苦にすることはない。自分を磨き高める努力を怠らなければ、成功することができる。

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【一陽来復】とのことわざ 冬は必ず春となる 人生辛くとも頭を上げて

「一陽来復」とは易経にある言葉。冬が終わって春が来ることの意。転じて、悪いことが続いた後でようやく良い方向に向かうこと。辛い時、うまくいかないときにも腐らず、どんな時も地道に努力を続けることこそが大事。冬は必ず春となる。

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【捲土重来】 失敗しても腐らなければピンチがチャンスに 人生に負けは無い

「捲土重来」とは、一度は失敗した者が、すさまじい勢いで再び勢いを盛り返すことの例え。一度折れた心を立て直すのは簡単ではありませんが、決して腐らず希望をもってコツコツ積み上げていけば、必ずチャンスがやってくる。人生に負けなどないのです。冬は必ず春となる。

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