何事も出発点は自分にある
【先ず隗より始めよ】よくできる社員の不思議 それを見て何を考える

「先ず隗より始めよ」とは」戦国策にある言葉で、何事も言い出した者から実行すべきである、或いは、遠大な計画も身近なことから始めよ、との意。リーダーたる者は、社員に要求するだけではなく、自らが先頭に立って実行すべきなのです。

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簡単ではないから面白い
例え【五里霧中】でも 一歩一歩着実に進めば見えてくる勝利の灯り

「五里霧中」とは、事情などがはっきりしない中、手探りで何かをすること。手掛かりがつかめず、方針や見込みが立たず困ったとしても、一歩一歩着実に事を運ぶことにより、やがては成功の二文字が見えてくる。

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何事も出発点は自分にある
【騎虎之勢】ぬるま湯体質からの脱却 覚悟から成功は始まる

「騎虎の勢い」とは、一旦やり始めたら途中でやめることはできないことの例え。ぬるま湯に浸かる安逸な心に挑戦し、妥協せず覚悟を決めて事に当たるべきであり、そこから成功は始まる。

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他者を頼らず独り立ち
【鞭は長くとも及ぶこと莫れ】 中国ではアドバンテージを持つが故の危うさも

「鞭は長くとも及ぶこと莫れ」とは、長い鞭なのだが、いつも馬の腹には届かない、との意。つまるところは、力量不足であること。そこを補うのが総経理(社長)としてのナレッジマネジメントと、謙虚な心であろう。

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自分を磨き高める努力
【色 人を迷わさず 人自ら迷う】 中秋の名月 天空で餅つく兎に学ばねば

「色、人を迷わさず人自ら迷う」とは、色欲が人を迷わせるのではなく、人が自分で迷うのである、との意。ハニートラップには引っかかった方が憂き目にあう。よって、よくよく注意しなければなりません。旧暦8月15日は中国では中秋節。天空から兎が遠回しに警告を発している?

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中国現地に根差した運営
万策尽きた時にはさっさと【走為上】 撤退は恥ずかしくはない

「走為上」は、「三十六計逃げるに如かず」の語源となった言葉。何が何でも成功するぞという意気込みと、用意周到にして中国に進出。しかし、思惑通りに伸展せず万策尽きた時には、さっさと撤退するのも有り。

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中国ライフ・街ブラに潜むヒント
【巧詐は拙誠に如かず】 偽タクシーにびっくり くそ真面目も困るが

「巧詐は拙誠に如かず」とは韓非子にある言葉。巧みに表面を取り繕うようなやり方(巧詐)は、拙くても誠実なやり方(拙誠)には及ばない、と。その線引きは簡単ではありませんが、部下を持つリーダーとしては、拙くても誠実なやり方をベースとしたいものです。

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簡単ではないから面白い
【水の下きに就くがごとし】 奇を衒うことなく 坐りの良い序を

「水の下きに就くがごとし」とは、孟子の言葉で、水は低い方に流れるとの意。会社組織で、「序」を軽視すると、結果としては業績を拡大することは非常に困難になりかねません。実力と年齢など「序」に従った組織作りが、中国では特に求められます。

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現地会社運営の急所
【尺短寸長】長所は短所 中国でお辞儀するのは卑屈か 堂々とした握手を

「尺短寸長」とは、人や物事には長所もあれば短所もあることを例えた言葉。日本人の美徳である「お辞儀」も、中国では過度な謙遜であり、卑屈であると目に映る。

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何事も出発点は自分にある
失敗の陰にちらつく酒女金 【楽しみは極むべからず】 甘い誘いには…

「楽不可極(楽しみは極むべからず)」は礼記の言葉。楽しみものめり込んだら必ず悲しみが生まれる。ほどほどがちょうどいい。欲望との戦いを常として、勝ったり負けたりを繰り返していますが、負けないために、強い倫理観を。

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