中秋節快楽! 中国事業 円満発展の願いを込めて 名月を愛でる

 

 

中国の「中秋節」は、旧暦の8月15日(ちなみに2017年は10月4日)に、
十五夜の名月を愛でながら秋の豊作を祝う伝統行事です。

中秋節は、「春節(旧暦の1月1日)」「端午節(旧暦の5月5日)」と並ぶ重要な祝日に当たります。

中秋節は別名「団円節(だんえんせつ)」とも呼ばれ、

まん丸でどこも欠けていない満月は「円満・完璧」の象徴と考えらえています。

 

 

年々豪華になる月餅

中秋節の日は家族が実家に集まり、円形の食卓を囲んで、久々の一家団欒を楽しむそうです。家族を大事にする中国人にとって、一家円満の喜びを満喫するおめでたい伝統行事ということです。

中秋節を祝う習慣は3000年以上の歴史があり、その深さに圧倒されます。この時に食べる「月餅」も丸い形をしていて、満月と同じ「円満」を意味します。

元々は素朴で日持ちのするお菓子であったのですが、経済成長と共にアワビなどが入ったものなど年々豪華になってきたようです。

長い歴史の中で続けられてきた中秋節も、現代中国では大事な人脈への付け届けをする恰好の行事として活用(?)されています。

 

その季節、会社も月餅配りで大忙し

近年は、ひと月以上前から月餅のプロモーションが始まり、会社でも社員贈呈用と顧客に贈呈するやや高級のものを注文し、それぞれに配るのが恒例となっていて、季節感を感じることができます。

 

お世話になった顧客に月餅を配る、といっても、中国は個人主義ですから、実際には、お世話になった担当者や役職者の方など個人に贈ることになります。

ある年のことです、「あの人がもらって、何故私にはないのか!」というクレームをつけられたことがありました。

他にも、昨年はあったのに今年はない、など、よくよく注意しないと、せっかくの気持ちが仇になってしまうことになってしまいます。

 

スポンサーリンク

 

中秋節快楽(中秋節、おめでとうございます)

ところで、この季節になると、中国で仕事を始めて何年か経過したある年の中秋節の直前に、高官と食事をしたことを思い出します。彼は最初のあいさつで「今日は双喜臨門だ」と言うのです。

曰く「まもなくおめでたい中秋節が来ます。なおかつ今日はあなた(私のことです)にお会いでき、共に食事をすることができました。二つの喜ばしいことが同時にやってきた。」と。

なんとまぁ、歯の浮くようなお世辞です。

 

地元スーパーでばら売りしている月餅。こういう庶民的なのが一番。

ことほど左様に中秋節はとても大事な伝統行事ということですね。

 

月餅はひと月以上も前から配りますので、もらった方は、それを親戚や知人に回し、それをもらった人がまた別の知人友人などに配ります。

つまり、人々の間を一つの月餅が次々に手渡されて回っているわけです。だから日持ちするように作られているのでしょうか。

 

私は、豪華なものよりも地のスーパーで、ばら売りしている昔ながらのものが好きです。

意のままにならない中国ビジネスが、少しでも「円満に」推移してくれれば、という願いを込めて中秋の満月を愛でたいと思います。

 

スポンサーリンク

 

 ♣♣♣ 中国ビジネスを成功に導く ことわざ・格言を解説 ♣♣♣ 

 

双喜临门 / 二重のおめでたが訪れた

◊中国語発音:[ shuāng xǐ lín mén ]
◊日本語表記:双喜臨門
◊出典:小説「二十年目睹之怪现状」
◊意味:二つの喜ばしいことが一緒に遣って来た。(成語)

▶ 元に戻る

▶「成功のツボ全貌」へ
▶「中国の諺・格言」へ

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です