部下は3日で貴方を見極める だからこそ自己を高める不断の努力を

 

中国は(も?)口コミの社会。

会社が入居しているビルの給湯室で他社の社員との“井戸端会議”、
オフでの友人たちとの会話などなどで、

「うちの会社の総経理は…」といった情報のやり取りが日常的に行われています。

その内容はおそらく本音!

尊敬、信頼されている場合とそうでない場合とでは、
後々業績に影響が出てくるので、責任者としては気が抜けません。

 

能力を活かすのが人間性

すばらしい経歴、能力のある人でも、自分は総経理だからといって、例えばふんぞり返っていると、誰からも尊敬されることはないでしょう。

総経理の仕事って、自分一人だけではできるわけでなく、社員の仲間やユーザーの皆さんに支えられて初めてできることです。まして、外国人が総経理の場合はなおさら。

そのために必要なのはその人の能力と人間性だと思います。中でも、人間性を磨くことは何よりも優先されると私は考えます。

 

中国古典には「徳は事業の基なり」とあります。「徳」「人間性」という基礎ががっちりとしていれば、その上の建物も堅固となり、自身の能力が発揮されることになります。

 

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すぐに表れる心根 部下が上司を見極めるのは3日もあれば足りる

一般論ですが、日本本社から現地に派遣された人の中で、優れた実績を残すリーダーは、「この地に骨を埋めよう」、「地元に貢献しよう」などといった決意を固めている人が多いそうです。

一方で、自分は「島流し」にでもあったように思い込み、本社に戻ることばかり考え、その場しのぎの仕事をする人もいます。(そんなことを地元社員が噂であっても聞いたとしたら、どれだけがっかりすることでしょうか)

また、何年かすれば異動になるだろうから失敗さえしなければよい、と守り一辺倒の考え方で仕事をする人もいます。

リーダーとして恐れるべきは、部下社員や周囲の人たちには、自分達のリーダーがどういう考えなのか手に取るようにわかることです。

リーダーは自分ではうまく取り繕っているつもりでも、日々の仕事や生き方に心根が現れるからです。

例えば部下に対しては権威的になって威張り、上にはこびへつらう。
失敗を恐れるあまり従前を踏襲することしかしない。
都合のよい報告を本社に上げることにのみ関心を示す。
何かあると人に責任を押し付け自分では決して泥をかぶらない。

という行動になってしまいます。そういったことが現地会社の運営破たんの遠因になっていきます。

 

自己を高める努力しているところに輝きを見る…

目標に向かって努力している人はきっと輝いて見えるのだと思います。
結果は別として、そういう努力をしている姿が周囲の人に魅力として映るのだという考えです。

そうであるなら、凡人の私にも周囲から尊敬され信頼を得ることができそうです。

 

  • 「喜びとは、勝利それ自体にではなく、途中の戦い、努力、苦闘の中にある。」…マハトマ・ガンジー
  • 「夢をつかんだ奴より、夢を追っている奴の方が、時に力を発揮する。」…真田信繁(幸村)
  • 「勝利を誇る姿―それも美しい。しかし、それ以上に美しく、気高いのは “さあ、戦うぞ!” “「いよいよこれからだ”という挑戦の姿であろう。」…創価学会池田SGI会長。

輝きは結果ではなく、努力している経過にあるという励みの言葉を大事にしたい。自己を高める不断の努力を!

 

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 ▮▮▮ 中国ビジネスの成功を勝ち取る ことわざ・格言を解説 ▮▮▮ 

 

德者事业之基 / 徳は事業の基なり

◆中国語:德者事业之基

◆中国語発音:[ dé zhě shì yè zhī jī ]

◆日本語表記:徳者事業之基

◆出典:「菜根譚」…中国明代(1368年~1644年)の書。

◆意味:事業を発展させる基礎は、その経営者のもっている「徳」である、との意。「徳」が欠けた人物は仮に一時的に隆盛であっても長続きしないことを言っています。

◆私見:私は「徳」とは、その人の「人間性」であると思います。何も磨きあがった人間性ではなく、自ら磨こうと努力すること、そしてそのことが周囲から感じられること。それが「人間性」であると思います。凡人の私は磨きあがった人間性を持つことなど不可能ですが、少なくとも自らの人間性を磨く努力はできる、と思います。

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