失敗しても勝利を呼び込み復活するには ポジティブシンキングの効用

日本国内の地方組織の長として、サラリーマン生活を謳歌していた48歳の私に突然、嵐がやってきました。部下の不祥事が相次ぎ、管理責任を取って役職を追われ左遷。その時はもう再起は無理だと観念しました。

一見して順風満帆であっても長い人生には仕事や病気などに行き詰ることが必ずあります。
実はその時は、勝利と敗北の分かれ道に立っているのです。

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不撓不屈の人生

肯德基(ケンタッキーフライドチキン)の創業者、カーネル・サンダース氏の物語。

氏は、10歳で農場を手伝い、その後もペンキ塗り、車掌、軍隊、販売員など職を転々。3度の大事故や離婚も経験した。起業した会社は相次ぎ破綻するなど65歳で無一文になった。

 

氏のすごいところは“失敗は新たな挑戦への機会”と考える、極めてプラス思考の強い人であったところです。

無一文になった65歳からサンダース氏は再起を図り、世界初となる「フランチャイズ」のビジネスモデルを考案し、手製のフライドチキンで再びビジネスに挑み、車で寝泊まりしながら営業を続け、フランチャイズ契約店を拡大しました。

その情熱が広がり、その後、120カ国に店舗を展開する大チェーンとなりました。

七転び八起を地で行く氏の強烈な心根に感心させられます。

 

<余録>

中国では麦当劳(マクドナルド)よりも肯德基(ケンタッキーフライドチキン)の方が店舗数が多いし、高いシェアを持っています。

中国国民の約半分の人が、肯德基は中国企業だと思っている、という話を聞いたことがあります。(真偽のほどは定かではありませんが…)

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勝利を呼び込む前向きな挑戦

かつては世界ランキング1位にもなったゴルフの宮里藍さん。知らない人はいない実力者。

彼女は、2006年からアメリカツアーに参戦しましたが、その後3年間は勝てずゴルフをやめたいと思ったこともあったそうです。

 

しかし彼女は前向きな挑戦を続け、ついに2009年にアメリカツアー初優勝を飾ることができました。どんな苦難があっても決して諦めない積極思考と挑戦者スピリットがその後の栄光に結びついたと言えます。

 

自らに勝つ者は強し

長い人生、一時期に勝ったとしても、そこで満足してその後の努力を怠れば、成長が止まります。そして、やがては敗北する。つまり、一時の勝利が将来の敗北の原因となる。

身につまされる言葉です。私も之で大失敗してしまいました。

 

なぜ、そうなるのでしょうか?

多くの名勝負師が語っているのは、最も手ごわい相手は自分自身である、ということです。人はどうしても自分に甘くなり、このあたりでいいじゃないか、と妥協してしまう癖があります。

 

中国春秋時代の思想家である老子は、「人に勝つ者は力あり、自らに勝つ者は強し」と。つまり、人に勝つ者は力が有るからにすぎない、自分に勝つ者こそ強者であると、言っています。

 

どんなに勝っても慢心を起こさず、負けても卑屈にならず、弛まずに向上の努力を続けるところに、次の勝機が訪れるのです。

「下るは登らんが為なり」という、積極思考が負けないことにつながります。

失敗して立ち止まったなら、もう一度、自分でスタートラインを引けばいい。そして、再び歩みを進める。

人生は何度転んでもそれ以上に起きればいい。“生涯挑戦”の心をもって行きたいものです。

☛「中国ビジネス成功の決め手 現場目線で急所を解説」の目次はこちら

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中国ビジネスの成功を勝ち取る ことわざ・格言

百折不挠 / 七転び八起き(不撓不屈)

◆中国語:百折不挠   [ bǎi zhé bù náo ]

◆日本語表記:百折不撓

◆出典:漢·蔡邕(太尉桥玄碑)

◆意味:何度折り曲げても折れないとの意。転じて、何度挫折してもくじけない,不撓不屈であるとの意味です。

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吃一堑,长一智 / 失敗は成功のもと

◆中国語:吃一堑,长一智   [ chī yī qiàn zhǎng yī zhì ]

◆出典:明·王阳明(与薛尚谦书)

◆意味:一度挫折をすると、それが一つの教訓となり智慧となる。つまり、一度失敗すると、それだけ利口になる。失敗は成功のもと。人は誰でも失敗する。失敗から何を学ぶかが大事。

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积极思考 / 積極思考

◆中国語:积极思考   [ jī jí sī kǎo ]

◆出典:ノーマン・ヴィンセント・ピール(中国名:诺曼·文森特·皮尔)著『積極思考の力』(1952年)

※同著は2009年9月に中国でも発売されています。

◆意味: どんなことであっても前向きに考えればそれは実現し、人生はうまくいく、という考え方。努めて物事の良い面を見て、ポジティブな姿勢を保ち、思考そのものを変えることで現実を変えることを目指す思考法。

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自胜者强 / 自らに勝つ者は強し

◆中国語原文:胜人者有力,自胜者强    [ shèng rén zhě yǒu lì, zì shèng zhě qiáng ]

◆出典:老子

◆意味:人に勝つ者は力あり、自らに勝つ者は強し。人に勝つ者は力が有りにすぎない、自分に勝つ者こそ強者である、との意。真の強さは、力任せに相手を倒して勝つことではなく、自らに勝つことである。難敵は自分自身である。

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☛「現場目線で読み解く 中国のことわざ・格言」はこちら

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